我が家をカフェに(3)

前回までのあらすじ

DIYで塗料やら工具を購入してきました。低額起業のためには、こんな作業も必要かと言うことで、マイホームカフェに着手したわけです。
これにはメリットもいろいろありまして、喫茶店を廃業しても、自宅の応接に使えるとか、近所のおばさんの集会に貸し出せるとか、何かと応用は効くわけで、たまたまリフォームも計画中だったので、割とすんなりと、家族の同意を得られたのです。
で、床工事は専門業者に依頼するとして、壁面塗装は私がやることに。

壁面下工事
壁面塗装の下準備って、ご存じですか。私はこれで結構面倒な思いをしたのですが、壁面はプリント合板なので、下地を切れにしておきたいわけですよ。
父親はたばこを吸っていたこともあるので、壁面にはニコチンなどがこびりついているはず。そこで水拭きしましたら、白いぞうきんが焦げ茶色に。壁を拭き掃除していたとは思うのですが、使わない時期もあったため、結構汚れておりました。
続けて、穴ふさぎです。父は壁に何でも貼り付けるのが好きで、合板をよく見ると、無数のピン穴や釘穴が。それこそ虫食い状態と間違えるほどあいていたのです。
そこで今度は、竹製の長い目も爪楊枝を、これらの穴に打ち込む作業を行いました。穴の形状によっては、マッチ棒、竹串などを用いて、穴を一つ一つ埋め潰してゆくのです。
大きなアンテナ線の通っていた穴などは、シールを貼ってふさぐなど、穴ふさぎで丸2日かかりました。

壁面工事前夜
そこまでして、正直めげました。作業開始前にいきってしまって疲れたのです(^_^;)
素人は、DIYしようと決めたときに、道具を購入してそれでやった気になって満足してしまうって話聞いたことありませんか。当方は高価なプラモデルアメリカで購入して、苦労して持って帰ったものの、持ち帰った達成感を10年あまり愉しんでおり、ある大掃除の日に妻に捨てられて、大泣きしたことあります。
そんなこともありつつ、業者と床の見積もり金額の話をしていた際に、何気なく本当に何気なくですよ「ところでお宅って、壁塗りとかもするの?」って聞いたのです。するとやりますよというお返事。
そこでにわかに考えが変わったのです。自作の工程表では、週末にかけての工事日程を組んでおり、業者には金曜日下地はがし作業と、床材準備。土日は休みで月曜日工事という風に。
でももしも壁塗り作業も依頼するとなると、費用はかかるけれど、こちらは作業服を用意するとか、週明けの腰痛を我慢するとか、場合によっては整体に行くとか、ペンキまみれになるとか、そんなことから解放されると言うことに思い至ったのです。
そこでおそるおそる見積もりを依頼しました。
翌日見積もりが届きました。その瞬間、私は壁塗り作業から解放されたのです。(何じゃそりゃとおっしゃらずに(^_^;))

壁塗り工事
思いもかけない行幸に欣喜した私と、購入したペンキや工具は、いよいよ作業当日を迎えることになりました。壁塗りは思いのほかスムーズに行くと思いきや。これがな

これが3回目の塗り

かなか大変でした。なぜかというと、塗るのは私が想像していたとおり、実際楽しそうに進んだのです。小一時間で作業は終了したのです。でも、実はその前に、ニス塗りという作業があったのですよ。
これは、下地がつるつるだと水性塗料ははじかれてしまうわけで、水をはじきにくくする下地塗装が必要と言うことになったわけです。
で、つるつるのところを塗ろうとすると表面張力の少ない油性下地を塗るのですが、そうすると今度のはその上に仕上げ塗装の水性との相性が良くないわけで、水と油の双方にそれなりの下地材を考えなければならないわけです。ですからニス塗りといわれても、本当にニスだったのかどうかわかりませんが、何かを塗ってくれました。
それが乾いてさあ上塗りです。ところが上塗りをしても、よく見ると下地の木材パターンがうっすらと見えるのです。いや黄色っぽく見えるのですよ。
ペンキ塗りの職人さんは、それが不満らしく、結局下塗り1回。上塗り3回という作業をこなして、日が変わる頃に終了いたしました。
これが私なら適当に切り上げたか、めげて翌日はふて寝していたことでしょう。若い職人さんには大感謝です。そしていよいよ床工事にかかりました。

桟木を打ち込むの図

床工事は、まず桟木を打ち込んで、その間に発泡スチロールの断熱材を入れる作業です。
手慣れた職人さんで、たった一人で作業をこなして行かれます。
この作業に関しても、私は立ち会いのみでなんらおてつだいできることはなく、ひたすら作業を見守るばかりでした。
桟木の隙間に断熱材をはめ込むのは、きっちり入っていくと、気持ちの良いものでしたね。

床に桟木を打って断熱材のはめ込み

このように断熱材を全体に敷き詰めたら、今度はその上に床材を貼り付けていくのです。
事前に見本帳から選んでおいた床材が次々と打ち込まれて、床が完成してゆきます。
これで3日目の作業は終了しました。

 

塗装の翌日は、タッチアップ作業

 そして床材を張り終えた4日目の作業終了間際に、件のペンキ屋さんが再度訪問してくれて、ペンキの落ち着きを見て、気になるところをタッチアップしてくれました。
どうしてもかわいい部屋にしたいと言うことで、頑張ってくれました。
この写真の奥にある棚は、オリジナルではなくて、IKEAで購入した棚ですが、階段下には角が邪魔になって入りませんでした。
そこで床工事の職人さんと相談し、棚の角を斜めに切断したのです。そのままでは一マス使えなくなるので、上側と左の短くなった棚板を角材で補強しました。もちろん補強材も棚板と同じ黒のスプレーで塗装してそれなりに整えました。
このように現場で相談しながら作業してくださる業者さんは有り難いです。
学園前に事務所を置く工務店さんで、皆さん一緒に物作りを愉しんでいます。
この業者さんも今回の低額起業の改装や造作ではお手伝いくださいます。
ちなみに5.7畳のこの工事ですが、作業時間4日間、一部深夜までのすべて込みで25万円ほどでした。高いですか?
私は安いのではないかと思っています。
床材はPanasonicでしたし、床下材もすべて新品で、端材などは一切使いませんでした。
通常飲食店の内装工事は、できる限り切り詰めて、見栄えだけを良くするような工事を行います。例えば壁も塗らずに壁紙で処理すればもっと簡単に進んだでしょう。グロス感ある壁紙だったら、見栄えも当然もっと良くなったかも知れません。しかし低額起業の提唱者である私は、たまたまマイホームカフェを志したので、自分の気に入るようなものにしたかったのです。
25万の費用は、100万起業で考えると、かなり大きな投資になります。
損得計算はまだまだこれから先の話ですが、まあなんとか部屋はできたと言うことです。
次に必要なのは、内部に何を置くかと言うことと、営業をいつからするかと、何を出すかと言うこと等ですがそれまた後日。

とりあえず完成したお部屋

ちなみに、現在の部屋の状況は、こんな感じになりました。

改装工事をやるにはやったのですが、それから先のことはいろいろ考えながら進めたくて、工事を停めています。
もちろんこの時点ではたいした食事は作れません。
なぜなら厨房を作っていないからです。

また奈良県下での飲食店(喫茶店、カフェ含む)は、厨房にはシンクが二つ。手洗いが一つの合計3つが必要になるため、場所が確保できていないのです。
もちろん解決策も考えていますが、トイレと入り口のレイアウト変更もあるため、開業申請もまだしておりません。(それでも大阪でなら、工夫はいりますが、このサイズでも収容人数8人程度の喫茶店はできそうです。申請や費用よりも、妻の同意が取れるかどうか。(T_T))
従って有料で飲食物を提供することはできないのであります。

当面は来客用の商談室として、低額起業の際の改装の目安としてご覧いただこうと思っています。
とは言っても、数種類の珈琲、紅茶、日本茶、ちょっとしたおやつ類などは奥の厨房で調理加熱して出せるようにはなっています。
仮にこの部屋が10畳ほどあれば、小さな厨房を作っても内装からシンクまで入れて50万弱で立ち上げられたと思いますよ。もちろん冷蔵庫やその他調理器具は必要です。ちなみに今この部屋には冷蔵庫と電子レンジは設置
してあります。

お近くにお越しの節は、お立ち寄りください。

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