ワンマン経営は好き勝手とは違う

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私たちが提案しているのはいわゆるワンマン経営です。これは簡単に言うと、何でも自分でやる経営と言うことであり、決定すべき事柄のほぼすべてが自由裁量でできると言うことです。
サラリーマン時代には社内のありとあらゆるルールが会社で定められたmのでしたから、自分で何でも決められるというのは、確かに気持ちはよいものなのですが、自由裁量には、それなりのルールがあると言うことをご理解ください。
逆説的に言えば、このルールを破ればお店は必ず失敗します。

販売価格は自由に決められる
休日やオープン時間も自由に決める
メニューや仕入れ先も自由に決める
お店のデザインも、BGMも自由に決められる
etc
あなたがオーナーですから、これは至極当然の話です。しかしご注意ください。自由に決められるというのと、勝手気ままに変更できると言うことは異なるのです。
例えば、昨日まで500円だったサービスランチが、仕入れコストが高くなってきたから突然700円になったとか、明日は同窓会があるので、急遽お休みにしようとか。
これは自由裁量とは言わず、勝手気ままなやり方だといえるでしょう。

たとえ小さくても、ワンマン経営でも、地域に根ざした営業活動を行うには、それなりのルールが必要です。
特に営業時間や休業日を自由気ままに決めてしまうと、周囲に影響を与えますしお客様が遠ざかってしまいます。
行ってみたら休んでいたなんてことは、絶対にあってはいけません。お休みが急に必要になるのは仕方ありませんが、当日級に決まった等と言うときには、少なくとも張り紙をして、せっかく来てくださったお客様にはお詫びと事情をお知らせしましょう。さらには翌日以降の予定も書き記しましょう。
お詫びの気持ちを書き表すと同時に、メモやノートをぶら下げておいて、一筆書き残してもらうのも方法でしょう。
メモを書き残してくれた方には、次回訪問時に割引サービスするとか、急な休みもメリットに転じられるような工夫が必要です。
まあ、予定外のお休みを好き勝手に取らないことが一番なんですけどね。

 

 

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