がんばれ中高年

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まあ大義名分というほどではないのですが、奈良の観光立県としての不安定さや、地元の消極的対応。
他府県業者の草刈り場と化した我が故郷の実情が垣間見えた時、仮に観光客ならどちらを選ぶだろうかと考えたのが、いかにもというステレオタイプな、京都風奈良の佇まいのきれいなお店と、小汚くって入りにくい、地元のお店。
旅慣れた人ならきっと後者を選んでくれるだろうと思ったのです。
さらに、経営が他府県の人ではなくて、所謂ロコであれば、これは非常に心強いと考えたのです。

つまりこれがうまく行けば一石三鳥にもなり得るのではないか。それが同輩に新たなチャレンジをしてもらえるソリューションとしても有効なのではないかと。
国会図書館で調べまくった挙句、中高年の社会再参加についての関連資料というのがほとんどなくて、さらには行政も、例えば産業振興課という組織は全国の都道府県に存在するのですがそちらでも、中高年の最戦力化という施策に関しては、ノーアイデアというところが多いと知ったのです。

戦国の武士。私たちは戦い続けてきたサムライなのだ自身の立場として、仮に昔のままサラリーマンしていて、それなりの退職金を手にはしていても、恐らく毎日が不安で、預貯金を減らさずに済むような、守りの生活をせざるを得ない状況になっているのではないかとも感じたのです。
(実際のところ私は脱サラした訳ですが、同僚などは持ち株を利用していた人は会社が上場したため、皆さん億万長者になったようですが(^_^;))
多くの一般企業人にはこのような幸運は舞い降りません。
家では奥さんに煙たがられ、子供にも相手にしてもらえず、さらには趣味らしい趣味も持たず、何か刺激的なことしたいと思っても、先立つものに対する不安から、足がすくんでしまう。
年金を計算しても、退職金をやせ細らせずに生活していくのも厳しい状況で、かと言って再就職と言っても、なかなか右から左へと再就職できるわけでもない。

一所懸命に働いてきたお父さんの老後がこれかい!!!
実際そんな人が多くて。でもそうは見られないように、色々工夫して日々を過ごしておられるのですよ。
ならば、そんな状況の中でも、いざ鎌倉(フルイですけど)というときには私だって立つぞ!!という気概のあるお父さんに、頑張っていただきたいと思うようになったのです。
そして、昭和平成の働く戦士の自彊を取り戻していただきたいと、思うようになったというのが、もう一方の本音なのですが。

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