で、何を起業するか

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実は私、サラリーマン時代に、在阪の大手ホテルの広報やFF(チキンの会社、ハンバーガーの会社2社など、食い物関係の起業担当が多かったので)当時発行されていた、月刊喫茶店経営という本や、週刊ホテルアンドレストランという雑誌を自費で購読して勉強しておりました。たまたまですが高校生の頃から珈琲豆屋さんやお茶屋さんでバイトもしておりました。
当時担当していたのは、リーガロイヤルやホテルプラザなどでしたが、個人的には飲食店が大好きで、いずれは喫茶店をやりたいと思っていたのです。で、独学していました。
また現在でも趣味的ですが、飲食店の覆面モニターをやったり、FF店長や現場の取材などを行っているので、オペレーションや教育などについては一通り学べたわけです。(もちろん表面的なんですけれど)

そのような背景があって。今回の起業計画に関しても、思いついた時点でなんとなく飲食店起業という風に決めてかかっていました。
で、なぜ飲食店が良いのかというと、
●原価率が比較的安定している。一般的なメニュー構成であれば
●投下資本に応じたリターンが期待できる。
●顧客として、皆さん自身が飲食店サービスを見慣れたり利用しなれているから、オペレーションも比較的簡単に覚えられる。
というようなメリットが考えられます。勿論メリットは数え上げるともっとたくさんあるのですが、とりあえずはこれくらいで前に進みましょう。

で、中小企業庁のよろず支援拠点(これは全都道府県にあります)で取材させていただいたのですが、奈良は他府県に比べて開業相談が多いということでした。
その理由は、人口10万人あたりの飲食店の数が、日本で一番少ないということに由来しているようです。
つまり、数が少ないということは、それだけ起業しても成功する可能性があると考える人が多いということなのです。
勿論よろず支援拠点では、色々な知識を下さいますし、経営者としての心構えなども教えて下さいます。

しかし、それではこのような機関を利用すれば、誰でも成功するお店づくりが可能なのでしょうか。
残念ながら、そうは問屋がおろさないというところの問題があるのです。
続く

※次回以降、起業の内容は飲食店という分野についての詳細内容となります。その他の起業については、順次説明してゆきますが、当面は飲食店起業が中心になります。

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