いろいろな人とお会いしました

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当初は、故郷奈良のために何かできないかと思って、動き始めたのです。(双方にとってよりよい未来を得られるような)
行政に頼り切りな観光事業者に、こんなふうな情報を提供するんだということで、観光情報を提供するwebサイトも立ち上げました。
で、ちょうどこれからそのサイトを充実させようというところで、本業が忙しくなってきたのです。
当方の本業は、CSRや企業広報、関連ツールの制作などを行う会社です。
業務の大半は私が企画設計やデザインを行い、作業を外注プロに依頼するというスタイルです。これが逆で、プロデューサーから、仕事の依頼を受けるような業務内容であれば、撮影なりライティングなりの自分の守備範囲作業が終了したら、あとは自由時間になるのですが、実際はそうではありません。

最近納品した施設音響システムリビルドの仕事は、6月中旬の開始から8月末までみっちりかかりましたし、見本市のMCスクリプト作成や業界新聞向け広告の作成などというと、2週間以上、取材や執筆やデザインなどで専用ソフトと格闘することになるのです。実際に見本市での立ち会いなども含めると、一ヶ月以上の期間が不意なお願いによって拘束されてしまいます。

せっかく奈良の観光紹介用に作った頁は、形だけ作って、開店休業状態になりました。そのwebサイトは、今後動かして行く予定なので、近日中に改めて、ご紹介いたします。

何れにせよ、忙しくて情報収集そのものができなくなったのです。
と同時に思い至りました。
いくら面白い情報、ディープな地域情報を流しても、来訪者の受け皿もなければ、どうしようもないと。
色々と考えて動くことは動きました。
当然インバウンド対策から動き始め、日本を代表する超大手旅行代理店からアプローチを開始したのです。

結論は体験型旅行企画があれば、乗ってもいいというお話はいただけました。皆さん奈良でインバウンド対応サービスはこれからも需要が大きいですよ。
そこで、新たな体験型ツアー企画を関係者にぶつけたのですが、そこで奈良県企業の、嫌な側面にぶつかったのです。
当方は、利益よりもそれぞれが一つの方向性で動いてくれればよかったのですが、結局は、「今は客が多くてやる必要がない」「やるには行政などの支援が必要」「そんなもんで人が来るかいな」でした。

つまりは、意識のある人達が集まらないと、何も出来ないのです。
皆さんすでにそれなりの事業もなさっているわけですし、新たな取組は怖い。
失敗したくないというお気持ちだったのでしょう。

まあそれは、理解できることですし、仕方のないことでもあるのです。
それでも行政や、観光関連の方々にお会いするようにして、できる限り多くの方のご意見をお聞きするようにしてきたのですが無名の私のようなじじいが、いくら叫んでもおいそれとは動いていただけないものです。
それは最初から覚悟していました。でもお会いした方々の中には、決定権はなくても何かやるのだったら協力はするよとおっしゃってくださる方も少しずつですが増加し、今後頼りになって抱けそうな方にも巡り会うことができました。

 

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